2008年06月26日

躾・若者を考える

ここ最近、ホームで人を突き落としたり、通り魔殺人などの若者による凶悪事件が頻発しています。

そしてあまりにこういった事件が多いので、少々の事件では驚かなくなってしまいました。

事件に対する感覚がすっかり麻痺しています。

それにしても、安全といわれた日本はいったいどこへいってしまったのでしょうか?

精神が完全におかしいというのならまだしも、秋葉原の通り魔事件の場合は綿密な計画があったようです。

こういった若者がらみの事件を聞くにつれ、わたしはだいたいの事件において、本人に対する躾や子育てにその原因の大部分があるのではないか、と考えてしまいます。。

しかし、躾をおこなう立場である大人たちにしても、ある高級料亭では客に残飯を提供したり、牛肉の産地を偽装したり、

ちょっと前では、マンションの手抜き工事をしたりと、金儲けのためなら平気で不正をする人間が増えているのも現実です。

良心に欠ける大人が増えてきた感は否めません。

躾るとか以前の話です。

そして何かちょっとうまくいかないと、短絡的に他人をまきこんだ犯罪に手を染める若者。



わたしがふと思うに、自分が子どもだったころと比べて、人の苦労話を聞く機会があまりなくなったのではないかと感じています。

いかに生きることが大変だったか、そしてどうやって壁を乗り越えたかという話は以前ではよく聞く話題だったように思えます。

もうひとつ感じることは、若者が目標・目的を持って生きる、という意識が希薄であるということです。

これは、目標・目的がないから何らかの障害があったときに我慢できないということにもなります。

一見日本の社会は閉塞感が漂う先行き不透明な感じがしますが、

これほど自由な社会は今までなかったのではないでしょうか。

戦争もなければ、どこに住んで、どんな仕事をしようが、学校に行きたければ行けるし、自分の行動に対して干渉をうけることも少なくなりました。

目標・目的があれば、これほどチャンスにめぐまれたすばらしい社会はないと思うのですが。

posted by どんぐり at 16:39| Comment(1) | TrackBack(10) | 躾・子育て 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

躾・子育て 携帯電話を考える その2

「小中学生には携帯を持たせないように」という、先日発表された政府の教育再生懇談会の提言は、案の定反対意見が多く出されたようです。

反対の意見としては、親子での直接会話が無いために親子関係を保つ唯一の手段として携帯を使っているという場合であったり、あるいは学校や塾から帰宅する際に、夜道での安全確保のため子どもに携帯を持たせているというのがありました。

わたしのまわりでは、最近多発する事件から子どもを守るために、子どもにGPSの付いた携帯を持たせている人もいます。

結局のところ携帯を持つ理由は、人それぞれです。危険だから持たせないというのは、やはり浅はかな考えとしか思えません。

わたしは携帯に限らず、何かによって身に降りかかる危険を未然に防ぎ、万が一の事態になった時にはどう対処するかとうのが躾であり、教育であると考えます。

ナイフについても以前書きましたが、その後秋葉原でナイフによる通り魔殺人事件が起こりました。

この事件に限らず、事件を起こした本人が最も悪いのは間違いないのですが、やはり親の躾や教育が間違っていたとしか思えません。

以前なら親が多少よくなくても、地域とか学校である程度はこどもの躾に関して手助けがありました。
しかし今は、地域が崩壊し、よその子どもを叱るような大人は本当に少なくなってしまいました。

学校の先生は先生で、連日新聞をにぎわせています。もちろん大部分の先生方は立派な人でしょうが、それでも全面的に躾や教育をまかせるということは出来にくくなってしまいました。

今の世の中、最終的には子どもに対して、親が責任を果たす以外なさそうです。
posted by どんぐり at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 躾・子育て 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

躾と学力

4月18日の読売新聞に、躾より学力という記事が載っていました。

これはベネッセ教育研究開発センターが行った調査で、小中学生を持つ母親の半数以上が、子どもを塾や習い事に通わせないと「不安だ」と感じ、子どもがすることを自ら決めたり、手伝ったりしているということです。

さらにその記事には、整理整頓や食事のマナーなど基本的な生活習慣が身についていない子どもが増えているとありました。

躾より学力偏重というのは、特に今さら始まったこととは思えません。

しかし躾というのは、家庭や社会生活において最も基礎的な部分なので、躾をおろそかにすることはますます社会全体がぎくしゃくしてしまうのではないかと思います。

それにしても学力の詰め込みはよくないということで、2002年度からゆとり教育を始めたのですが、最近はまた学力低下の一因として見直されているようです。

実際、国際比較においても、日本の学力は下がってきているようです。

結局のところ、日本の学力も躾も低下してきているということです。

これらを改善する方法は、どうすればいいのか簡単には思いつきません。

親の方の問題としても、最近特に所得格差の問題が広がっており、教育費にお金をかけことが出来る親と出来ない親との差も以前にも、増して広がりつつあります。

これらのこともあって、子どもにかまってられない親も増えているのかも知れません。

しかし躾にしろ、教育の問題にしろ子どもではなく親の責任ですから、これらを向上させようとすればわたしたち親がしっかりする以外にはどうすることもできません。

自分が子どもだった時とくらべると、世の中は段々と殺伐としてきたと感じますが、結局は一人一人が理想と目標を持って行動していく以外、いろいろな問題は改善しないのではないかと感じています。
posted by どんぐり at 17:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 躾・子育て 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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